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授業レポート(たくらみ)

小さな詩人たち、ふんばる(詩作プロジェクト⑤)

発表会がいよいよ翌週に迫ってきました。
朗読の練習時間を考慮すると、詩の推敲にかけられるのは今週が限度。
子どもたちにとってはまさに正念場です。

 

2年生の男の子が詩のテーマとして選んだのは「動物園で見たジャガーの格好良さをみんなに伝えたい」ということ。
私たちが訪れた京都市動物園の「もうじゅうワールド」には他にもライオンやヒョウなどの大型肉食動物がいましたが、彼にとってジャガーの姿が一番印象に残ったようです。

 

「ぶんさん、詩を書き直してみたからちょっと見てー。」

 

どれどれと手に取ると、〈見ろ見ろ おれの・・・〉というフレーズの繰り返しが真っ先に目に飛び込んできました。
授業の中で詩人の技として紹介した「なりきる」と「くりかえす」を駆使して詩を書いてみようという姿勢が見られます。
そして、ジャガーが自身の鋭い目や特徴的な体の模様など自慢の部位を誇らしげにアピールするといったアイデアもなかなかユニークです。

 

しかし、この詩にはある大きな課題がありました。
本人にそれを気付いてもらいたくて、書いた詩を音読してもらうことに。

 

「なんか、読みにくいなあ。。。」

 

詩を読み終わると、彼の口から思わず正直な感想が漏れました。

 

読みにくい詩は聞きにくい。
読んでいて楽しくない詩は聞いていても楽しくない。

 

当初の作品のままでは連の文字数の長さがまちまちで、詩にリズム感が生まれてこないのです。
詩にリズム感を生み出す有効な手段の一つは、できるだけ無駄な言葉をそぎ落として、連の文字数を一定に揃えること。
原稿用紙を使いながら、彼の詩をもとに見本を示します。

 

詩であれ文章であれ、闇雲に推敲しても、表現を磨きあげることはできません。
適切に「型」を用いることの大切さを実感を持って学んでいきます。
13653084_595548670613771_512642564178032107_o低学年の子どもたちだと90分授業に集中できないのでは。
探究堂キッズを見ていると、そんな心配は杞憂であることが一目瞭然です。
黙々と推敲作業に励みます。

 

「ふう、やっとできた!」

 

何度も何度も詩を書きなおし、ついに作品が完成です。
彼らの表情からはやりきったと充実感がひしひしと伝わってきました。

 

さあ、いよいよラストスパート。
発表に向けて、朗読の練習を頑張ろう!

 

 

◎詩人の旅
小さな詩人たち、たびだつ(詩作プロジェクト①)
小さな詩人たち、なりきる(詩作プロジェクト②)
小さな詩人たち、ふれあう(詩作プロジェクト③)
小さな詩人たち、てこずる(詩作プロジェクト④)
小さな詩人たち、ふんばる(詩作プロジェクト⑤)
小さな詩人たち、つたえる(詩作プロジェクト⑥)

 

 

 

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「探究型の学びってどんなものだろう?」
「子どもたちが学ぶ様子はどんな感じなの?」
「探究型の学びを通じて、子どもたちにどんな力が育まれるんだろう?」

 

このブログの読者の中で、上記のような感想を抱かれる人がいらっしゃるかもしれません。

 

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