活動レポート(たくらみ)
小さな詩人たち、てこずる(詩作プロジェクト④)
試作プロジェクトもいよいよ後半戦。
子どもたちは自らの一番お気に入りの詩を選び、発表に向けて詩を推敲するフェーズに突入します。
今回のプロジェクトでは「自分の発見や感動を〈言葉〉で相手に伝えよう」をミッションに掲げて、活動に取り組んできました。
単なる言葉遊びのような詩ではなく、旅に出たからこそ書ける詩。
自分が本当に伝えたいと思える内容じゃないと、聞き手の心には響きません。
なぜ、その詩を選んだのか?
その詩で伝えたいことは何か?
それぞれの想いや気持ちを再確認し、詩の推敲に取り掛かることにします。
詩作する上で最も意識すべきなのは、「詩は説明ではない」ということ。
聞き手に詩の情景や心情をイメージさせようと言葉を連ねれば連ねるほど、どうしても説明的な文章になりがちです。
「あえて言葉をできるかぎり削り落として、表現を磨きあげる。」
低学年の彼らにとって、決して簡単な課題ではないのは百も承知ですが、詩の醍醐味を十分に味わってほしいという想いから、今回チャレンジしてみることにしました。
①なりきる
②くりかえす
③だじゃれを使う
④音を使う
⑤韻をふむ
上記に挙げたのは、彼らが授業の中で学んだ「詩人の技」。
実際にそれらの技を用いた詩にもたくさん触れてきました。
しかし、知っているのと使うのとでは大きな違いがあります。
自分の詩を洗練していくために、どの技をどう使えば効果的なのか。
しばらく固まってしまって、鉛筆が全く進まない場面も。
小さな詩人たちにとって、試練の時がやってきました。
◎詩人の旅
小さな詩人たち、たびだつ(詩作プロジェクト①)
小さな詩人たち、なりきる(詩作プロジェクト②)
小さな詩人たち、ふれあう(詩作プロジェクト③)
小さな詩人たち、てこずる(詩作プロジェクト④)
小さな詩人たち、ふんばる(詩作プロジェクト⑤)
小さな詩人たち、つたえる(詩作プロジェクト⑥)
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