活動レポート(たくらみ)
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第1週)
今週からいよいよ第一弾のプロジェクトが始まりました。
その名も『「出町柳」見っけ隊』です!
見っけ隊プロジェクトでは「身のまわりには、限りない発見がある」というコンセプトについて探究していきます。
何も特別な場所に行かなくても、身近なところに不思議なものや面白いものが転がっているはず。
何気ない小さな発見が次々と連鎖し、思いもよらなかった発見につながることを子どもたちに実感してもらいたい。
このコンセプトにはそんな願いが込められています。
初日はまずオリエンテーションから。
私が彼らに課したミッションは「新しい発見をとことん楽しもう」です。
「何個か発見したから、もういいでしょ。残りの時間は遊ぼうよ!」
「よくわかんないし、これ以上調べても無駄だよ。」
このような姿勢で学びに取り組んでいては、見っけ隊としての任務を果たしているとは言えないでしょう。
プロジェクトとは単なるお勉強ではなく、我々にとっての仕事であることをしっかり伝えます。
いつもの学校の授業とは違う内容に、少し戸惑いの表情が見られる子ども達。
しかし、今回のプロジェクトで大好きな鴨川周辺を探検することがわかると思わず「やったぁ!」という声が。
期待に胸がふくらみます。
授業の後半、今回探検する範囲を確認するため外に出かけることに。
小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、見っけ隊のメンバーはそんなことお構いなし。
地図を見ながら自分たちの現在地を確認しつつ、鴨川までてくてく歩いていきます。
すると、いきなり衝撃の光景が目に飛び込んできました。
なんと、鴨川に二匹の鹿がいるのではありませんか!!
「なんでこんなところに鹿がいるんだろう?」
野生の鹿なのか?それとも、どこかから逃げ出したのか?
街中とは思えない不思議な出来事に子どもたちの頭にハテナマークが飛びまくります。
見っけ隊プロジェクトは波乱万丈の幕開けとなりました。
プロジェクト2日目となる今日は前回の驚きの発見の余韻を楽しみつつ、早速教室を飛び出します。
水曜とは打って変わってとっても暑く、上着を脱いで半袖になる子も。
鴨川に到着し、見っけ隊の活動開始!
流れが速い箇所を発見。
命名「地獄ゾーン」
もう少しで水が石の上まで来そう。
亀石は昼寝にぴったり。
なんで鴨川に金魚がいるの?
この辺りは平べったい石がたくさんあるから水切りできるね。
川の流れが速い箇所と遅い箇所があるのは何でだろう?
ん?カモが喧嘩してるぞ!
タンポポの綿帽子を見つけたよ!
これが出町「柳」の柳かあ。
写真では紹介しきれないくらいたくさんの発見を見つけた子どもたち。
教室でのふりかえりで、発見したこととその場所を記録しておくことにしました。
「『とことん』の『とこと』くらいは発見できたかなあ。」
ふりかえり中に1年生の男の子がつぶやきました。
そこには満足感がありつつも、まだまだいけるはずという素直な気持ちが表れていました。
その心意気やよし。
来週もいろんなものを発見しよう!
◎「出町柳」見っけ隊
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第1週)
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第2週)
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第3週)
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第4週)
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第5週)
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第6週)
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