おすすめ/まとめ
どんぐりの自然探究で役立つ情報まとめ
秋になるとコロコロと公園や道端に落ちているどんぐり。
その姿や形は何とも愛らしく、子どもにも大人気ですよね。
探究堂では秋から「木の実」を探究テーマに掲げ、ぷれりかキッズとともにどんぐり博士になることを目指します。
そこで今回、私が持つノウハウをお役立つ情報としてまとめてみました。
どんぐりの自然探究をおこなう際の参考にしてみてください。
◎どんぐり検索表
どんぐりのパンツ(殻斗)の形、パンツの深さ、模様、毛の状態を手がかりに、チャート式でどんぐりの種類を特定することができます。
見た目にわかりやすく、使い勝手が良いので、どんぐり拾いの必携アイテムと言えるでしょう。
◎どんぐり探究を深める参考図書
①どんぐり(かがくのとも傑作集)
この科学絵本を読むことで、どんぐりの木とそれを取り巻く小動物たちがお互い助け、助けられる関係であることに気づかされます。
秋に木から落ちたどんぐりがその後どうなるのか、子どもたちの頭の中のイメージを大きく拡げてくれる一冊です。
②ひろってうれしい知ってたのしい どんぐりノート
可愛らしくてユニークなイラストが目を引きます。
ノートの隅々までびっしり書き込まれた豆知識も圧巻!
どんぐりを使った工作や料理の事例が豊富で、どんぐりの新たな楽しみ方を教えてくれる作品です。
③どんぐりの呼び名事典 拾って楽しむ
Webサイト「すばらしいドングリの世界」を運営されている宮國晋一さんが書かれた本です。
とにかくどんぐり一つ一つの写真が美しく、ページをめくる手を止めて、思わず見とれてしまうほど。
写真からも文章からも、著者のどんぐり愛がひしひしと伝わってくる内容です。
本の大きさも手頃なので、どんぐり拾いに行く際のハンドブックとして活用されてはいかがでしょうか。
ちなみに同じ著者による大型本の図鑑もおすすめです。
④森のたからもの探検帳 拾う!飾る!楽しむ!
こちらの作品では、どんぐりだけにとどまらず、著者が森で拾い集めた自然の落とし物が紹介されています。
リスがかじった松ぼっくりを「森のエビフライ」と呼ぶセンスに脱帽。
今まで知らなかった森歩きを提案するとともに、拾った木の実の活用法も紹介した素敵な一冊です。
◎どんぐり探究を深めるWebサイト
膨大な情報量と内容の深さ(マニアックさ)に圧倒されること間違い無し。
ページ内で京阪神のおすすめどんぐり採集スポットも紹介してくださっています。
特にどんぐりマップが必見で、各スポットの植樹分布まで知ることが可能です。
当サイトを運営されている宮國さんは、10年近く採集活動を続けておられ、いまなお新たな採集スポットを開拓されています。
まさに探究者の鑑ですね!
◎京都市内からアクセスの良いおすすめ採集スポット(洛北版)
①京都御苑
最寄り駅:地下鉄烏丸線 今出川駅、丸太町駅
ドングリの樹の種類が豊富です。
広い苑内で、思う存分どんぐり拾いを楽しみましょう!
②下鴨神社
最寄り駅:京阪電鉄/叡山電鉄 出町柳駅
近所の幼稚園や保育園の子どもたちもよく拾いに行く定番スポットです。
③京都府立植物園
最寄り駅:地下鉄烏丸線 北山駅
植物園なので、ドングリの樹はほぼ全種類あります。
ただし原則、園内での植物の実や種子の採集や持ち帰りは禁止されています。。
④宝ヶ池公園
最寄り駅:地下鉄烏丸線 国際会館駅、叡山電鉄 宝ヶ池駅
毎年秋に「どんぐりまつり」なるイベントが開催されています。
体を使って楽しむ体験プログラムや、自然を学ぶ環境学習プログラム、どんぐりクラフトコーナーなど、宝が池を楽しめるプログラムが満載です!
詳細は「宝ヶ池公園 子どもの楽園」を運営している京都市都市緑化協会のホームページをご覧ください。
今回の記事はいかがでしたか?
どんぐりは以前にこちらの記事で取り上げた「スモール・サイエンス」の題材としてもぴったりで、間違いなく子どもの知的好奇心と探究心を掻き立ててくれることでしょう。
ぜひ、お子さんと一緒に秋のフィールドワークに出かけてみませんか。
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「探究型の学びってどんなものだろう?」
「子どもたちが学ぶ様子はどんな感じなの?」
「探究型の学びを通じて、子どもたちにどんな力が育まれるんだろう?」
このブログの読者の中で、上記のような感想を抱かれる人がいらっしゃるかもしれません。
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