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授業レポート(たくらみ)

No Water, No Life

蛇口をひねれば、きれいな水がでる。
私たちが普段の生活の中で当たり前に感じていることは、本当に当たり前なのでしょうか?

 

現在たくらみクラスでは、「きれいな水はどうやってできるのかを知ろう!」を合言葉に、上水道の仕組みや安全な水をつくる難しさについて学んでいます。

 

最初のミッションとして、家庭での水使用量調査を実施した子どもたち。
自分たちの予想を遥かに超える量の水を使っている事実を知り、彼らも驚きを隠しきれません。

 

では、いったいその水がどこからやってくるのか。
それを自身の目で確かめるべく、京都市民の生活を支える琵琶湖疏水とその関連施設が集中する蹴上エリアを後日フィールドワークすることにしました。

 

「この場所知ってる!昔、つつじを観に来たことあるわ。」

 

地下鉄東西線の蹴上駅からすぐのところにある蹴上浄水場は市内屈指のつつじの名所です。
3年生の男の子は以前に家族でこの場所を訪れたことを思い出した模様。
残念ながら一般公開の時期は過ぎてしまい、入場できなかったので、柵越しに施設の様子を眺めることにしました。

 

「そうか、あれで水の汚れを取ってるんやな!」

 

浄水場の道を挟んで向かい側に位置する蹴上船溜。
早速子どもたちは事前学習のYoutube動画に登場した取水地を発見しました。
ここで疏水のゴミや藻、砂などが取り除かれます。

 

京都市動物園がある岡崎方面に視線を向けると、何やら不思議な機械が目に飛び込んできました。

 

「あの船をどこに運ぶんやろ???」

 

「導水管って大きいねんなあ」

 

「なんか滝みたいで怖い。。落ちたら一巻の終わりや。」

 

「この坂、結構急やなあ。」

 

琵琶湖疏水は京都と大津をつなぐ船運としても活用されていました。
実際に歩いてインクラインの勾配を体感することで、蹴上と岡崎の間に船を通すことができなかった理由に納得します。

 

蹴上インクラインの終点には琵琶湖疏水記念館が待っていました。
写真は明治時代に使用していた水力発電のための水車。

 

出典:トリップアドバイザー

琵琶湖疏水記念館にある蹴上付近の復元模型は子どもたちの心を捉えて離しません。

 

「頭の上を川が通ってるって不思議やなあ。」

 

琵琶湖疏水から分岐した疏水分線は南禅寺水路閣を通り、その後、哲学の道沿いに北上して高野川、鴨川をまたいで紫明通りまで流れていきます。

 

帰り際、水路にサワガニを発見!
これも疏水の水なんやね。

 

 

翌回の授業では蹴上フィールドワークのふりかえりを行いました。
いつものプロジェクトとは少し展開が異なり、発見したことよりも、新たに湧き上がってきた疑問が模造紙を埋めていきます。

 

具体的には
・琵琶湖疏水ができるまでは、京都市民はどうやって飲み水を確保していたのか
・地震などの影響で山崩れがあった場合でも、琵琶湖疏水は大丈夫なのか
・家庭で水を使いすぎて、琵琶湖の水に本当に影響はないのか
などの意見が挙がりました。

 

そこで、自分たちでも予想を立てつつ、京都市水道局が提供しているYouTube動画を用いて復習することに。
30分強の時間でしたが、彼らがその間ずっと真剣な表情で解説に耳を傾けている様子が印象的でした。

 

「琵琶湖疏水を作るのって、本当に大変やってんなあ。。」

 

動画を観終わった後に、ある男の子がポツリとつぶやきました。
現地を訪れたことで、その大変さがより頭の中でイメージできるようになったのでしょう。
今回のフィールドワークは、自分たちにとって「当たり前」の生活が、実は先人たちの努力や苦労の上に成り立っていることを実感する良い機会となりました。

 

たくらみキッズの水探究はまだまだ続きます。

 

 

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「探究型の学びってどんなものだろう?」
「子どもたちが学ぶ様子はどんな感じなの?」
「探究型の学びを通じて、子どもたちにどんな力が育まれるんだろう?」

 

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