活動レポート(たくらみ)
発表会に向け、ラストスパート
たくらみクラスで取り組んでいるプロジェクト「ストレンジャーズ」もいよいよ佳境です。
子どもたちは冬休みのホームワークとして、自分が一番気になる外来生物について調査してきてくれました。
いずれも京都市内で増えていると見られる生き物ばかり。
まちのどんなところをすみかにしているのか?
なぜ、そんなに増えているのか?
増えると、どんなよくないことが起こるのか?
そもそも日本にやってきたきっかけは?
・・・
今回の課題は、ひとつひとつの疑問に対して自分なりの仮説を立て、それを検証していくというもの。
ただ単に本やインターネットで調査するだけに留まらず、博物館や水族館に出かけて実物を観察し、情報を入手してきたようで、彼らのホームワークブックは資料でパンパン!
みんなが調べてきてくれたことの中には大人の私も知らない事実が一杯で、思わず感嘆の声をあげてしまうほどでした。
そして、いよいよ最終成果物であるポスターの制作に取り掛かります。
彼らにはこのプロジェクトを通じて学んできたことを一枚のポスターにまとめるというミッションが課せられていました。
とは言え、ノープランでいきなりポスターを描き始めてしまっては、おそらく収拾がつかないことになるでしょう。
「自分が伝えたいことを相手にきちんと伝わるようにするためにどうすればよいか」
まず、これから作業を進めていく上で大切な心構えをみんなに伝えます。
① 一番伝えたいことを決める → それを五七五にまとめる
② ①を表すのに必要な情報は何か考える
③ 必要な情報を集める(写真や自分で調べてきたこと)
④ 情報をわかりやすく配置する
子どもたちは上記の手順に沿って、A3用紙にラフスケッチを描きながら、具体的なイメージを固めていきました。
そして、そのラフスケッチを元に、本番用のポスター制作へ。
ポスターに向き合う表情は真剣そのもの!
より良いものを作りたいという思いは誰しもが持っていることに改めて気付かされます。
きっと本番では、このプロジェクトを通して得られた発見や感動を熱く語ってくれるに違いありません。
発表会本番が早くも楽しみです。
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「探究型の学びってどんなものだろう?」
「子どもたちが学ぶ様子はどんな感じなの?」
「探究型の学びを通じて、子どもたちにどんな力が育まれるんだろう?」
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