イベントレポート
ひかりで遊ぼう!(ダイレクト・プロジェクション)
本日は通常授業終了後に「ダイレクト・プロジェクション(直接の映写)」というワークショップを開催しました!
下は年中さんから、上は小学2年生までの子ども達が参加してくれました。
「ダイレクト・プロジェクション」とは簡単に説明すると、スライド映写機を使った「色と形遊び」です。
スライド映写用のフレームにいろいろな素材を挟み込み、それを拡大して、壁や天井などに映して、その色や形を楽しみます。
ちなみに、このワークショップを開発したのはイタリアの作家である故ブルーノ・ムナーリ。
プロダクト・デザイナー、グラフィック・デザイナー、絵本作家、映像作家、彫刻家、詩人。
様々な肩書きを持つムナーリですが、ピカソをして彼のことを「20世紀のダ・ヴィンチ」と評したエピソードを知れば、その凄さが伝わるのではないでしょうか。
そんなうんちくはさておき・・・
はじめましての自己紹介を行った後、まず今回使用する機材の説明をしました。
スライド映写機の仕組みを知ってもらうため、ネジを外して内部の構造も見てもらうことに。
不思議な機械にみんな興味津々です。
まずは素材を一つ選んでスライドを作ってみよう!
今回用意した素材は「カラーセロファン」「布地」「目の粗い和紙」「普通紙」「糸」「玉ねぎの皮」の6種。
それぞれ、どんな風に映るかな。
スライドを透かしてみながら、想像を膨らませます。
(おお、すげえ。)
他の子が選んだ素材の映り方も気になります。
スライドの作り方のコツを掴み、いよいよ本格的な作品づくりに取り掛かります。
小さなフレームに収まるよう、素材の配置や重なりを意識しながら、自分オリジナルのスライドを作っていきます。
セロファンの重なる部分は色が濃くなったり、糸のほつれが意外に目立ったり、玉ねぎの皮に面白い模様が見えたり。
素材を拡大して見てみることで、いろいろな発見があります。
最後はDeまちの入り口のシャッターを閉め、部屋を暗くして、上映会の開催です。
それぞれのとっておきの1枚を紹介していきます。
作品のテーマは?
どこが気にいってるのか?
作品について自分の言葉で語ってもらいました。
今回のワークショップでは、お気に入りの作品ができるまで何度も作っては壊し、作っては壊しを繰り返す子ども達の姿がとても印象的でした。
1時間休憩なしでしたが、集中力を切らさず熱心に作業に励んでいました。
それぞれの個性が光る1枚が完成したように思います。
探究堂では他にも幼児向けのプログラムを開発中。乞うご期待ください!
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