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活動レポート(たくらみ)

プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第4週)

「とんびは動物の死骸とか食べるんで、『掃除屋』って呼ばれてるんやで〜」

 

教室に到着するやいなや、1年生の男の子が新しく知った情報を自慢気に報告してくれました。
ゴールデンウィーク期間中に図書館へ行き、お母さんに協力してもらいながら、とんびの生態を本や図鑑で調べてきたようです。

 

・本やインターネットで調べる
・実際に試してみる
・詳しそうな人にインタビューする
・観察する

 

自身の疑問を解消し、新たな発見につなげるためにどうすればよいか。
前回の授業のなかで、子どもたちと話し合った結果、いくつかの調査方法を思いついたのですが、早速行動に移したようです。

 

「けど、とんびの飛び方をもう一回観察したいなあ。」

とはいえ、本で知った情報だけで満足してる訳ではない様子。

 

「手押しポンプの実験したいんで、ペットボトルを持ってきたよ!これなら、空き缶より水が入れられるでしょ。」

 

今度は別の男の子がバッグのなかから、空のペットボトルを取り出しました。
以前に何度か挑戦したものの、まったく水が出なかった手押しポンプ。
今回こそはという強い思いが伝わってきます。

 

「よしっ、じゃあ早速出かけよう!」

それぞれが今一番気になっていることをさらに調査するため、教室を飛び出し、目的地に向かいます。

 

_D2_5363_tr2リットルのペットボトルいっぱいに汲んだ水をポンプの注入口に。
入れも入れたり24本分。
はたして水は出るのでしょうか。
_D2_5387_tr「空を回って飛んでるのは、獲物を探してるんだって。」
図鑑で入手した情報を思い出しながら、じっくり観察していると・・・
「あっ、あの人お弁当取られた!」
R0012303_trなぜ出町にネコが多いのかが気になっている男の子。
これまでの探検でネコとの遭遇率が高かった神社のあたりを再度調査することにします。
「やっぱりいた!起こさないように、静かにね。」
早速、境内の草むらのところにすやすやと眠るネコを発見しました。

 

 

授業時間がちょうど半分過ぎた頃に、一度全員で集まり、それぞれの調査状況を共有し、残り時間の進め方を検討します。

 

今回の実験や観察がすべて思い通りにいった訳ではありませんが、そんなことで諦める隊員たちではありません。
新たな情報を得るため、近所のお店へのインタビューも敢行します。
すると、新事実が次々と明るみに。

 

「えええ、そんなことになってたんや!」

 

驚きの中に、嬉しさが入り混じったような子どもたちの表情がとても印象的でした。
(インタビューの内容は、保護者の方へのネタバレになるので、あまり詳しく書けないのが、大変残念です。。)

 

「新しい発見をとことん楽しむ」をテーマに掲げて探検してきた子どもたち。
いよいよプロジェクトも後半を迎えます。

 

 

◎「出町柳」見っけ隊
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第1週)
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第2週)
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第3週)
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第4週)
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第5週)
プロジェクト「出町柳」見っけ隊(第6週)

 

 

 

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