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「探究型の学び」を理解するためのおすすめ本厳選5冊

『探究』というキーワードに興味はあるものの、いまいちイメージが湧かない・・・
そのような感想をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。

 

そこで、今日は、探究型の学びを理解する上で外すことのできない書籍をご紹介したいと思います。
小難しい言葉が並んだ専門書ではなく、一般向けに書かれたものから厳選したので、保護者の方にも自信をもっておすすめできる本ばかりです。

 

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(1)マインドセット「やればできる!」の研究(キャロル・S・ドゥエック)

 

 

能力や才能は生まれつきではなく、努力次第で伸ばすことができるという研究結果に勇気付けられる一冊です。(サムネイルは、つい最近出版された増補改訂版です。)
一度の失敗で簡単に諦めてしまう子がいる一方で、失敗した時に何がいけなかったのか考えて再度挑戦する子がいます。課題が難しいとやりたがらない子がいる一方で、難しければ難しいほど目を輝かせて取り組む子がいます。
この本は、それらの違いが一体どこからくるのかについて、具体事例を挙げながら解き明かしていきます。

 

知的好奇心を発揮して自ら学び続ける人は、まさにこの本で書かれている「しなやかマインドセット」(Growth Mindset)の持ち主だと言えるでしょう。
我々は「探究型の学び」を通じて、子どもたちの「しなやかマインドセット」を育みたいと考えています。

 

 

(2)第3の教育(炭谷 俊樹)

 

 

神戸六甲山の森に囲まれた学び舎、ラーンネット・グローバルスクールの設立までのストーリー。(サムネイルはKindle版です。)
ラーンネットは日本における探究型学習のパイオニア的な存在であり、個性的なスタッフと魅力的なカリキュラムを兼ね備えた面白い学校です。この本でもその一端が垣間見れると思います。
世界的に有名な戦略コンサルティング会社でご活躍されていた著者が、阪神・淡路大震災の被災をきっかけに、形あるものに執着することの虚しさと人と人のつながりの大切さを実感し、教育の世界を志す姿は胸を打ちます。

 

炭谷さんがコンサルタント時代に赴任したデンマークにて、枠にはめて考えようとしない教育のあり方に感銘を受けた場面は大変印象的でした。
私自身、この本との出会いが教育業界に飛びこむきっかけになったと言っても過言ではなく、個人的に思い出深い一冊です。

 

 

(3)センス・オブ・ワンダー(レイチェル・カーソン)

 

 

レイチェル・カーソンは、著書「沈黙の春」で農薬や化学物質による環境汚染や破壊に対して警鐘を鳴らしたアメリカの海洋生物学者。
この本は、レイチェルが姪の息子である幼いロジャーと一緒に自然を探索した体験をもとにして書かれたエッセイで、自然界の神秘さと不思議さを再発見し、その感動を分かち合うことの大切さを伝えています。
美しい文体と写真が印象的な一冊です。

 

「なんでだろう?」「不思議だな?」
人に本来備わっているはずの感性は、社会の「正解主義」にさらされ、その瑞々しさを保つことが難しいのが実情です。
実は探究とは単なる学びの一形態ではなく、その感性を取り戻す小さな試みだと私は考えており、レイチェルの主張に強い共感を覚えます。

 

 

(4)子どもを伸ばす6つの大切なこと(ロジャー・シャンク)

 

 

最近、教育業界でも特に注目されている非認知能力(自制心や粘り強さ、気概などの特性)の重要性を説いた一冊です。
学校に任せきりにするのは止めよう、子どもの能力を伸ばす上で親にしかできないことがあるという主張は大変力強いもので、子育ての参考になることも多いと思います。
実践的な内容で非常に読みやすいです。

 

ただ、名著中の名著にも関わらず、絶版になってしまったので、中古品を購入するしかないのが非常に残念。
英語のお得意な方は原著 ”COLORING OUTSIDE THE LINES” を購入するという選択肢もご検討された方が良いかもしれません。。

 

 

(5)探究する力(市川 力)

 

 

最後にご紹介するのは、探究堂代表の山田が昨年度まで教員スタッフとして在籍していた東京コミュニティスクール(TCS)の学びの様子がわかる一冊です。

手前味噌で恐縮ですが、東京コミュニティスクールは初等教育向け探究型学習の分野で非常に先進的な取り組みを実施しています。現在教育分野で最も注目されているIB(国際バカロレア)のカリキュラムを参考にした授業を実践している全日制のオルタナティブスクールです。

 

具体事例が豊富なだけでなく、その理論についても丁寧に解説されているのが特徴です。

探究型の学びは、単なる楽しげな体験学習ではなく、理論に基いて緻密に設計されたプログラムであることを実感してもらえると思います。

 

「探究型の学びってどんなものだろう?」
「子ども達が学ぶ様子はどんな感じなの?」
「探究型の学びを通じて、子どもたちにはどんな力が育まれるの?」
そういった不安や疑問をきっと解消してくれることでしょう。

 

 

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どれか気になる本はございましたか?
これからの教育を考えるうえで重要なキーワードを取り上げた作品ばかりですので、ぜひ一度、手にとってご覧になって下さい。

 

 

 

===体験授業と保護者説明会にご参加ください!

 

「探究型の学びってどんなものだろう?」
「子どもたちが学ぶ様子はどんな感じなの?」
「探究型の学びを通じて、子どもたちにどんな力が育まれるんだろう?」

 

このブログの読者の中で、上記のような感想を抱かれる人がいらっしゃるかもしれません。

 

探究堂では、我々の取り組みをもっと知って頂くために体験授業と保護者説明会を開催しています。
この機会にぜひご自身の目でお確かめください。
参加特典もございますので、お楽しみに!

 

ご興味ある方はこのページの下にあるバナーをクリックし、体験授業と保護者説明会の開催日程をご確認ください。

 

 

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