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代表コラム

急ぎすぎず、あえて立ち止まる

生徒数たった3人でスタートした小さな学び舎『探究堂』もいよいよ今春で11年目を迎えます。

 

探究堂は、知識を増やしたり、成果を積み上げたりする教室ではありません。
私たちが大切にしているのは、子どもが世界を「わかったつもり」で閉じてしまわないこと、そして大人もまた、立ち止まって世界を見直す時間をもつことです。

 

「ふしぎ探検隊」では、京都のまちなかをフィールドに、ゆっくり歩き、気になるものの前で立ち止まります。

 

遠くへ出かけたり、特別な活動を用意したりはしません。
名前を調べたり、正解を見つけたりすることも目的にしません。
ただ、気になるものの前で立ち止まり、「よくわからないまま見ている」時間を大切にします。

 

「センス・オブ・ワンダー」は、壮大な自然の中でしか育たないものではありません。
むしろ、何度でも戻ってこられる身近な場所でこそ、日常の感覚として根づいていきます。
そしてその時間が豊かなものになるかどうかは、子どもだけでなく、大人がどんな立ち位置でその場にいるかにも大きく関わっています。

 

探究堂では、子どもに何かを「させる」ことよりも、大人自身が世界に立ち止まる姿を大切にしています。
その姿を、子どもがすぐ横で見ていること自体が、学びの土台になると考えているからです。

 

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