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なぜ探究型の学習塾が登場してきているの?

先週の朝日新聞に探究型の学習塾に関する記事が掲載されていました。
学習塾も「探究型」 貧困調べ発表・宇宙考え好奇心 主体的学び重視、背景:朝日新聞デジタル(記事の掲載は終了しています:2018/2/17)

 

実は偶然にも同じ日に探究堂の取り組みを京都新聞さんに取り上げていただいたのですが、従来の学習塾の概念に留まらない新しいスタイルの塾に最近少しずつ注目度が高まってきているのを実感します。
朝日の記事で紹介されているのは首都圏の学習塾ですが、こうした動きが次第に地方にも広がり、やがて大きな流れとなっていくことを私も期待しています!

 

では、この新しい学びの形を提供する場が登場してきた背景にはどのような要因があるのでしょうか?
今回は我々を取り巻く社会環境の変化とそれに伴う学力観の転換という観点から、このニュースを読み解いていきたいと思います。

 

 

◎授業が変わる!? 学習指導要領の改訂とは

 

記事の中でも少し触れられていますが、その要因の一つとして『学習指導要領の改訂』が挙げられます。
現在ほぼ10年に一度行われる学習指導要領の改訂作業が大詰めを迎えているのをご存知でしょうか。
新指導要領は小中高で2020年度から順次全面実施される予定になっています。

 

そもそも学習指導要領とは何か。
文部科学省のホームページでは以下のように説明されています。

 

全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを「学習指導要領」といいます。
「学習指導要領」では、小学校、中学校、高等学校等ごとに、それぞれの教科等の目標や大まかな教育内容を定めています。また、これとは別に、学校教育法施行規則で、例えば小・中学校の教科等の年間の標準授業時数等が定められています。各学校では、この「学習指導要領」や年間の標準授業時数等を踏まえ、地域や学校の実態に応じて、教育課程(カリキュラム)を編成しています。

 

つまり、学習指導要領とは、国が「子どもたちが学校で何を学ぶのか」を定めたもの、です。

 

そして、今回の学習指導要領改訂の大きなポイントである「新しい学力観」について、
文部科学省は「確かな学力」を構成する三要素を

①知識・技能
②思考力・判断力・表現力等
③学びに向かう力・人間性等

と定義しました。

 

これまでの日本の教育は「何を理解しているか、何ができるか(①)」を中心に考えられてきましたが、これからは「その知識や技能をどう使うのか(②)」「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(③)」という点にまで踏み込むという方針を明確に打ち出したと言えるでしょう。

 

また、新指導要領の中では、上記の学力を身につけるために「どのように学ぶか」ということにも言及されています。
その検討の中で出てきたのが「アクティブ・ラーニング」というキーワードです。
具体的には、議論や対話を通じて問題解決に取り組んだり、校外に調査・研究に出かけたりするなどの能動的な学習手法のことを指すのですが、この言葉がことさら注目を浴びているのは、もはや知識詰め込み型の一斉授業に限界がきている現状を多くの人が薄々気付いていたからだと思います。

 

 

◎明治以来の大きな教育改革!? 高大接続改革とは

 

『高大接続改革』の動きも要因の一つとして考えられます。
この言葉自体には馴染みのない方でも、「2020年にセンター試験が廃止!?」といったセンセーショナルな見出しをニュースで見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

 

「高大接続改革」とは端的に言うと、

・高等学校教育
・大学入学者選抜
・大学教育

三位一体で抜本的に改革するということ。

 

例えば、大学入試はこれまでの知識偏重型のものから、多面的に人物評価する方向へと変わっていきます。
それは単にペーパーテストの点数のみで合否を左右するのではなく、高校時代の活動実績なども含めて、先に挙げた「確かな学力」を総合的に判断しようという考え方に基づいています。
小論文や面接やグループディスカッションなどの手法が採用され、その様子はまるで企業の入社試験に近いイメージになると予想されます。

 

また、経済・社会のグローバル化や日本国内の少子化と直面し、現在高等教育を担う大学もその存在意義を問われています。
どういった教育を行い、どういった人材を輩出するのか。そのために、どういった学生に来てもらいたいのか。
大学も生き残りをかけて、それぞれの特徴を明確に打ち出していく必要性に迫られているのです。

 

大学入試が変われば、その下の教育(小中高)も対応して変わらざるを得ません。
高大接続改革と学習指導要領の改訂は連動した動きなのです。

 

 

◎これから子どもに求められる力

 

こうした動きの背景にあるのは、我々を取り巻く社会環境の大きな変化であることは疑いようもありません。

 

世界人口の増大、エネルギー・資源の枯渇、超少子高齢化社会の到来、都市への人口集中、人工知能の発達・・・

 

一般的な正解が存在せず、変化が激しく先行きが不透明な時代を生き抜くためには、

・従来のやり方に固執することなく、柔軟な発想で新しい方法を試してみる
・異なる考えや価値観を受け止め、議論や対話を通じて解決策を模索する
・未知の問題にぶつかったときに、それを好機と捉え、臆することなく挑戦する

といった力がより一層求められてきています。

 

我が子には、自分の力で未来を切り拓き、自分らしい人生を歩んでもらいたい。
おそらく、すべての親の共通の願いではないでしょうか。

 

探究型の学習塾は、そんな保護者の要望を先取りして登場した新しい学びの形なのです。

 

 

 

===体験授業と保護者説明会にご参加ください!

 

「探究型の学びってどんなものだろう?」
「子どもたちが学ぶ様子はどんな感じなの?」
「探究型の学びを通じて、子どもたちにどんな力が育まれるんだろう?」

 

このブログの読者の中で、上記のような感想を抱かれる人がいらっしゃるかもしれません。

 

探究堂では、我々の取り組みをもっと知って頂くために体験授業と保護者説明会を開催しています。
この機会にぜひご自身の目でお確かめください。
参加特典もございますので、お楽しみに!

 

ご興味ある方はこのページの下にあるバナーをクリックし、体験授業と保護者説明会の開催日程をご確認ください。

 

 

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