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【記事紹介】年長児の3つの力が、小1で自ら進んで学ぶ力になる!
つい先日、ベネッセ教育総合研究所が「幼児期から小学校1年生までの子どもの学びの様子と母親のかかわりや意識」をテーマに実施した調査結果を発表しました。
興味深い内容になっていますので、みなさんにご紹介したいとしたいと思います。
Yahoo!学び「年長児の3つの力が、小1で自ら進んで学ぶ力になる!」(記事の掲載は終了しています:2017/2/28)
ちなみに調査結果の概要は以下の通りです。
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「幼児期から小学1年生の家庭教育調査・縦断調査」2015年3月
■「生活習慣」「がんばる力」「言葉」が身についている子ほど、自分から進んで勉強する傾向が強い
1.年長児期に《生活習慣》全般、《学びに向かう力》の『がんばる力』、《文字・数・思考》の『言葉』が身についている子ほど、小1で「大人に言われなくても自分から進んで勉強する」傾向が強い
2.年長児期に、親が子どものやりたい気持ちや考える行動を支えるほど、子どもの『がんばる力』や『言葉』は高まる
3.家庭での子どもの成長プロセスでは、(1)《生活習慣》をベースに、(2)《学びに向かう力》、(3)《文字・数・思考》の成長へとつながっていく
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この調査は幼稚園や保育園から小1への接続に着目したものですが、ここで重要とされている『がんばる力』と『「言葉」の力』を伸ばすことは、むしろ一生かけて取り組むべきことですね。
※ちなみに『がんばる力』とは、最近教育業界でも特に注目されている非認知能力(自制心や粘り強さ、気概などの特性)を端的に表した言葉だと思って、調査結果を読んでみてください。
先日のブログでもご紹介したおすすめ本のなかにも、学びに取り組む姿勢(心持ち)がいかに重要かを力説した一冊がありました。
能力や才能は生まれつきではなく、努力次第で伸ばすことができる。そして、その鍵を握るのが「しなやかマインドセット」(Growth Mindset)だと。
人の学びをコンピュータで例えるなら、『がんばる力』はOS(オペレーションシステム)であり、『「言葉」の力』はアプリケーションであると思います。
学びへの取り組み姿勢が自身の行動を決定し、聞く・話す・読む・書くという手段で外部とのコミュニケーションを図る訳です。
ただ、コンピュータと人間との間には根本的な違いがあります。
それは、人間が聞きながら考え、話しながら考え、読みながら考え、書きながら考える、という点です。
「言葉」は単に伝達の手段ではなく、人間にとって思考の手段、いや思考そのものだと言えるでしょう。
「探究心と言葉の力を磨くこと」は教育における根幹だと私は考えており、探究堂のプログラムもその考えに基づき構成しました。
<探究堂のコース設定>
①たくらみコース:探究心を磨く
②ことのはコース:言葉の力を磨く
③てつがくコース:①②の準備トレーニング
知的好奇心を発揮して自ら学び続ける人になるということは、学びのOSを自身で更新し続けるということに他なりません。
探究堂での学びを通じて「学ぶことを面白がる心」を持ち、自分の頭で考え、判断し、行動する自立的な学び手が育っていってくれたらなあと、この記事を読んで改めて思いました。
===体験授業と保護者説明会にご参加ください!
「探究型の学びってどんなものだろう?」
「子どもたちが学ぶ様子はどんな感じなの?」
「探究型の学びを通じて、子どもたちにどんな力が育まれるんだろう?」
このブログの読者の中で、上記のような感想を抱かれる人がいらっしゃるかもしれません。
探究堂では、我々の取り組みをもっと知って頂くために体験授業と保護者説明会を開催しています。
この機会にぜひご自身の目でお確かめください。
参加特典もございますので、お楽しみに!
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