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【重要】まいぷろクラスリニューアルに伴う生徒募集

まいぷろクラスは、自分が興味あるテーマを選び、とことん自由研究に取り組むクラスです。
単に調べて終わりではなく、「自ら考え、自ら判断し、自ら行動・実践すること」に重きを置くところが特徴です。

 

学校の夏休みの自由研究では、ついつい周囲が反応してくれそうなテーマを選びがちだと正直に語ってくれた子どもたちですが、本クラスでは自分が本当に気になっているテーマを追究しています。

 

探究堂は幼児から小学生までを対象に活動しているため、現6年生メンバーはこの3月末で卒業を迎えます。
また、現5年生メンバーは志望校への合格に向け、6年生時は中学受験勉強に本格的に専念することになりました。

 

これまで本クラスは内部進級生のみで構成されていましたが、この機会に内容を一部リニューアルし、新生まいぷろクラスを一緒につくりあげてくれる仲間を一般募集したいと思います。

 

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【まいぷろクラスリニューアルに伴う生徒募集】

クラス:まいぷろ
開講日時:毎週日曜10時〜12時
募集学年:新小3、新小4
定員:6人
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◎そもそも探究堂とは?

探究堂は京都市上京区に拠点を構える探究塾です。
2016年4月に開校しました。
まち全体を学びのフィールドとして活用し、探究する学びを通して子どもたちの知的好奇心を育みます。
『オモシロガリヤが育つ学び場』をキャッチフレーズに掲げ、幼児から小学生までを対象に活動しています。

 

 

◎まいぷろクラスの取り組み内容

 

「実は学校の自由研究って、全然やりたいことができへんねんなあ……」

 

以前、授業中にある生徒がふと漏らした本音にハッとさせられたことがあります。

 

担任の先生やクラスメイトの反応が気になってしまい、ついつい興味を持ってもらいやすいことをテーマに選びがちだと言うのです。
だから、学校の自由研究でパチンコなどの工作をしてくる子が多いのだとも。
自由研究がむしろ自分たちの考えや行動を縛り付ける「不自由」なものになってしまっているのであれば、これほど残念なことはありません。

 

探究堂のまいぷろクラスでは、いずれのテーマも他人の目を意識したものではなく、子どもたちがとことん自分の興味を追究している姿に清々しさを感じます。
作業を進めるなかで新たな課題にぶつかる場面もしばしば見かけますが、そこで立ち止まって悩んでしまうというよりは、それならこういうアイデアはどうかと活動を前進させる姿勢が何とも頼もしいです。

 

ちなみに大人スタッフの役割は、先生と生徒のような関係性でなく、彼らと同じ目線で楽しみながらも時にアドバイスするメンターのような存在として、子どもたちに関わっています。

 

以下に過去の自由研究の事例の一部をご紹介します。

 

<事例1>

「なぜポイの紙は水に濡れるとぐじゅぐじゅになるのか?」
素朴な疑問から出発した自由研究は4ヶ月間に及ぶ大実験となりました。
その顛末が気になる方はぜひこちらのブログ記事をご覧になってください。

 

<事例2>

この自由研究にて、約1年間に渡り、ほぼ毎週鴨川での生き物探しを続けたKくん。
鴨川には想像以上にたくさんの生き物の種類が存在することを実感し、彼の中にある気持ちが芽生えてきました。
それは、その面白さを多くの人に伝え、もっと鴨川に興味を持ってもらいたいということ。
編集作業に苦戦しながらも、調査結果を「鴨川デルタ生き物図鑑」として見事にまとめ上げました!

 

<事例3>

オリジナルの仕掛けを作ってみたいと考えた男の子は何度も失敗を乗り越え、最終的に魚を捕まえることができました。
うまくいかなかった時にただ立ち止まって悩むのではなく、専門家に直接アドバイスをもらうなどして自ら状況を打開していく姿が印象的でした。

 

<事例4>

Sちゃんはお金をかけずに小物を作れないかと考え、鴨川に落ちているシーグラスに注目しました。
粒の大きさを揃えることで小瓶の見栄えが良くなることを実感し、手作業で地道に大きさを分類する姿が印象的でした。
この自由研究を通して人が捨てたゴミに付加価値をつけられることを実感し、彼女のゴミそのものに対する考え方に変化が生まれたところも面白かったです。

 

<事例5>

「家族麻雀でお父さんに勝ちたい」という素直な気持ちから始まった自由研究でしたが、麻雀の奥深さにふれる中で「この面白さをもっとたくさんの人に知ってもらいたい」という思いの方がより強くなっていきました。
単に麻雀のルールや役をまとめただけでは市販の本と差別化できないことに気づき、自分が麻雀に出会ったきっかけやこれまでの実践のエピソードを盛り込んだ小冊子を制作しています。

 

他にもクラスの様子をご紹介したいと思います。

 

定期的にふりかえりを実施することで、自由研究の取り組み状態や自分自身の特性や変化を客観的に見られるようになることを目指しています。
メンターである大人スタッフとの対話を通じてさらに考えを深めていきます。

 

北野白梅町を拠点とし「自由研究で学ぶ場」をコンセプトに掲げて活動するoranjeさんとの合同企画「発表してみよう会」も定期的に開催しています。
自由研究に取り組む同志がいるのは何とも心強いものです。

 

子どもたちは自由遊びの時間も大好きです。写真は教室近くの鴨川デルタでモルックを行っている様子です。

 

 

◎まいぷろクラスの活動に興味を持ってくださった方へ

 

探究堂ではまいぷろクラスのリニューアルに伴い、3月に特別体験会を開催します。
各回とも定員がございますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください!

 

◇◆特別体験会『ふしぎ探検隊』◆◇

あてもなくまちを歩き、なんとなく気になったものを集めてみよう。
自分が気になったものを思い思いの形で表現してみると、何か新しい発見が生まれるかも。

 

『ふしぎ探検隊』は自由研究の種の見つけ方を体感しながら学ぶ探検ワークショップです。

 

●日時:
・2023/3/12(日) 13:30〜15:00
・2023/3/19(日) 13:30〜15:00
●対象:小1〜小3(新小2〜新小4) ※保護者同伴での参加となります
●定員:各回6名 ※先着順
●会場:京都市左京西部いきいき活動センター
●参加費:500円

 

★★お申し込みの方法★★

参加をご希望の方はお問い合わせフォームからお申込みください。

 

①参加日、②参加者氏名(ふりがな)、③学年、④ご連絡先(イベント当日ご連絡がつくお電話番号)、⑤このイベントを何で知りましたか? を明記の上、お申し込みください。

こちらからの返信をもって申込完了となります。

 

皆様に当日お会いできることを楽しみにしております。

 

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