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【重要】まいぷろクラス再開講のお知らせ

まいぷろクラスは、自分が興味あるテーマを選び、とことんマイ探究(自由研究)に取り組むクラスです。
単に調べて終わりではなく、「自ら考え、自ら判断し、自ら行動・実践すること」に重きを置くところが特徴です。

 

学校の夏休みの自由研究では、ついつい周囲が反応してくれそうなテーマを選びがちだと正直に語ってくれた子どもたちですが、本クラスでは自分が本当に気になっているテーマを追究しています。

 

諸事情により一時的に休講していた「まいぷろクラス」ですが、現4年生メンバーの進級に伴い、4月より再開講することになりました!

 

以前までは内部進級生のみで構成されていた本クラスですが、この機会に新生「まいぷろクラス」を一緒につくりあげてくれる仲間を一般募集したいと思います。

 

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【まいぷろクラス再開講に伴う生徒募集】

・開講日時:毎週土曜16時〜18時
・募集学年:新小3、新小4 ※新小5、新小6は応相談

・活動内容:個人活動(マイ探究)

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◎そもそも探究堂とは?

探究堂は京都市上京区に拠点を構える教室です。
2016年4月に開校し、この4月に10年目を迎えます。
まち全体を学びのリソースとして活用し、「探究する学び」を通じて、子どもたちの知的好奇心を育みます。
『オモシロガリヤが育つ学び場』を合言葉に、幼児や小学生たちとともに活動しています。

子どもたちと思いっきり遊んで、学んでます!

 

 

◎まいぷろクラスの取り組み内容

 

「実は学校の自由研究って、全然やりたいことができへんねんなあ……」

 

以前、授業中にある生徒がふと漏らした本音にハッとさせられたことがあります。

 

担任の先生やクラスメイトの反応が気になってしまい、ついつい興味を持ってもらいやすいことをテーマに選びがちだと言うのです。
だから、学校の自由研究でパチンコなどの工作をしてくる子が多いのだとも。
自由研究がむしろ自分たちの考えや行動を縛り付ける「不自由」なものになってしまっているのであれば、これほど残念なことはありません。

 

探究堂のまいぷろクラスでは、いずれのテーマも他人の目を意識したものではなく、子どもたちがとことん自分の興味を追究している姿に清々しさを感じます。
作業を進めるなかで新たな課題にぶつかる場面もしばしば見かけますが、そこで立ち止まって悩んでしまうというよりは、それならこういうアイデアはどうかと活動を前進させる姿勢が何とも頼もしいです。

 

ちなみに大人スタッフの役割は、先生と生徒のような関係性でなく、彼らと同じ目線で楽しみながらも時にアドバイスするメンターのような存在として、子どもたちに関わっています。

 

以下に過去のマイ探究(自由研究)の事例の一部をご紹介します。

 

<事例1>

「なぜポイの紙は水に濡れるとぐじゅぐじゅになるのか?」
素朴な疑問から出発した自由研究は4ヶ月間に及ぶ大実験となりました。
その顛末が気になる方はぜひこちらのブログ記事をご覧になってください。

 

<事例2>

この自由研究にて、約1年間に渡り、ほぼ毎週鴨川での生き物探しを続けたKくん。
鴨川には想像以上にたくさんの生き物の種類が存在することを実感し、彼の中にある気持ちが芽生えてきました。
それは、その面白さを多くの人に伝え、もっと鴨川に興味を持ってもらいたいということ。
編集作業に苦戦しながらも、調査結果を「鴨川デルタ生き物図鑑」として見事にまとめ上げました!

 

<事例3>

オリジナルの仕掛けを作ってみたいと考えた男の子は何度も失敗を乗り越え、最終的に魚を捕まえることができました。
うまくいかなかった時にただ立ち止まって悩むのではなく、専門家に直接アドバイスをもらうなどして自ら状況を打開していく姿が印象的でした。

 

<事例4>

Sちゃんはお金をかけずに小物を作れないかと考え、鴨川に落ちているシーグラスに注目しました。
粒の大きさを揃えることで小瓶の見栄えが良くなることを実感し、手作業で地道に大きさを分類する姿が印象的でした。
この自由研究を通して人が捨てたゴミに付加価値をつけられることを実感し、彼女のゴミそのものに対する考え方に変化が生まれたところも面白かったです。

 

<事例5>

「家族麻雀でお父さんに勝ちたい」という素直な気持ちから始まった自由研究でしたが、麻雀の奥深さにふれる中で「この面白さをもっとたくさんの人に知ってもらいたい」という思いの方がより強くなっていきました。
単に麻雀のルールや役をまとめただけでは市販の本と差別化できないことに気づき、自分が麻雀に出会ったきっかけやこれまでの実践のエピソードを盛り込んだ小冊子を制作しました。

 

他にもクラスの様子をご紹介したいと思います。

 

定期的にふりかえりを実施することで、マイ探究(自由研究)の取り組み状態や自分自身の特性や変化を客観的に見られるようになることを目指しています。
メンターである大人スタッフとの対話を通じてさらに考えを深めていきます。

 

北野白梅町を拠点とし「自分と向き合い学ぶ場」をコンセプトに掲げて活動するoranjeさんとも連携し、合同企画「発表してみよう会」を定期開催してきました。
マイ探究(自由研究)に取り組む同志がいるのは何とも心強いものです。

 

 

◎まいぷろクラスの活動に興味を持ってくださった方へ

 

探究堂で子どもたちがマイ探究(自由研究)に取り組む姿はイメージできましたか?
子どもたちが目の前のことに没入し、とことん追究する姿には感動を覚えるくらいです。

 

もしご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

お問い合わせ

 

皆様にお会いできることを楽しみにしております。

 

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